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  1. 01. 「ニホンリスのメロウ®」のキャラクターをよろしく!

    樹上性のいきものであるニホンリスは、豊かな森のシンボルです。
    豊かな森が多いと、それだけ、メロウたちニホンリスやほかの野生のいきものが元気に暮らせるということです。
    そしてわたしたち人間の暮らしも守られます。

    このメロウのキャラクターを目にしたら、
    どうか森の中に息づくかわいいいのちに思いを馳せてみてください。
    少しでもいいので、森の大切さについて考えてみてください。

    よろしくお願いいたします。

  2. 02. 「ニホンリスのメロウ® Theプロジェクトfrom軽井沢」が発足しました

    中丸一沙は、フォトエッセイ「ニホンリスのメロウ 軽井沢Kazusaの森の物語」の刊行以来、
    軽井沢生まれの「ニホンリスのメロウ®」を親善大使とかかげ、
    ニホンリスと森の保護育成のための啓蒙活動の一環として
    パネル展や講演会などを各地で行ってきていますが、
    このたび、仲間たちの力強い協力を得て、
    「ニホンリスのメロウ® Theプロジェクトfrom軽井沢」を立ち上げることになりました。

    ■キャッチワード:
    知ることは守ること

    ■趣旨:
    340万年もの歴史をもつ日本固有の大切な在来種であるニホンリスは「美しい村」軽井沢の町獣です。そのニホンリスが年々数を減らしています。樹上性のいきものであるニホンリスは森のシンボルです。つまりニホンリスが減っているということは豊かな森が減っているということです。これらのニホンリスを守るということは豊かな森を保護育成することであり、それはわたしたち人間の未来をも明るくすることです。しかも、ニホンリスが増えるとその下位層の野ネズミ(アカネズミやヒメネズミ)や小さな野鳥たちが増え、それによって天敵のキツネやテンや猛禽類が増え、森の生態系のボトムアップが実現されます。このことからニホンリスは森のキーアニマルであるといえます。そのニホンリスをこれ以上減らしていかないためには、針葉樹だけでなく、種々の広葉樹に覆われた豊かな森を保護育成していかねばなりません。そうすると今度はニホンリスや野鳥やクマなどの動物が木の実を媒体にして森をつくっていってくれます。ことにニホンリスは貯食という形で直接実を地中に埋めるのでダブル効果で森がつくられていきます。森が元気だと海も豊かになります。また、広葉樹の神秘的なメカニズムで冷却効果も得られ、人間にとっても大きな恩恵をもたらしてくれます。わたしたちは、自然保護活動の大原則「知ることは守ること」に則って、ニホンリスのメロウⓇを親善大使とする種々の啓蒙活動を行っていくことで、こういった森のいのちの連鎖を広く訴え、次世代、次々世代へ美しい森とその中で育まれるいのちを残していきたいと思っています。

    ■構想:
    フォトエッセイ『ニホンリスのメロウ 軽井沢Kazusaの森の物語』(著者:中丸一沙/発行:求龍堂)を核に、その主人公のメロウを親善大使とし、以下の5本柱を主軸として展開していくプロジェクト。

    1. 中丸一沙のフォトエッセイ『ニホンリスのメロウ 軽井沢Kazusaの森の物語』のパネル展、講演会、レクチャーなどを介しての啓蒙推進

    2. 作家中丸一沙としての著作活動を介しての啓蒙推進
    ⇒ メロウシリーズの展開、翻訳化の実現、リスの物語りの読み聞かせ、メロウの公式サイトやブログなどからの情報発信

    3. 海外の野生動物保護団体などとの連携による啓蒙促進
    ⇒ USAのCAの野生動物保護団体や、ノルウェーの高校生が授業の一環として展開しているプロジェクトなどとのリンク

    4. ニホンリスの森づくり
    ・「メロウの森基金」の設立(講演会やパネル展その他各種イベントなどでの募金活動、メロウグッズの販売などで森づくりのファンドをつくっていく)
    ・オニグルミの苗やニホンハシバミの実の譲渡会やオニグルミの植樹会などを開催
    ・ニホンリスがやってこられるような庭や森づくりのカウンセリング

    5. メロウのキャラクターグッズの展開によるニホンリスへの関心づけと利益還元
    ⇒ 森づくりのファンドをつくっていくと同時に、この啓蒙活動を支援してメロウに関わった方々自身も少しずつ潤っていただけるような幸せの循環をめざすことが目的
    ・ライセンシー募集
    (このグッズは4番の「メロウの森基金」への寄付金付きチャリティーグッズとなるもので、制作販売を希望する業者は、商標と著作権使用に関してライセンサーの伊藤幸子とライセンシー契約を結ぶ必要がある。その際に寄付についても明記。)
    ・自主制作販売(募金活動の一環としての手作り活動)

  3. 03. 「ニホンリスのメロウ」講演会 in 金沢

    軽井沢観光協会と北陸中日新聞社のご後援で「ニホンリスのメロウ」の講演会が紅葉の美しい時期に金沢にて開催されることになりました。

    ■演題:「ニホンリスのメロウの住む森のおはなし」   
         パネル展示とスライドショウつき
    ■講師:中丸一沙
    ■日時:2015年11月14日(土)14時開場/14時半開演~18時閉場
    ■会場:金沢勤労者プラザ 405号研修室
    http://kinpura.com/kinpura.html
    ■主催:求龍堂
    ■後援:軽井沢観光協会、北陸中日新聞社
    ■定員:55名(先着順、予約優先)
    ■入場料:お一人様500円
    ■ご予約とお問合せ:求龍堂03-3239-3381(営業部) 
         ご予約の締め切り:2015年11月13日(金)17時
    ■記念品:ご来場者全員にメロウのポストカード5枚セットとオニグルミグッズをプレゼント

    当日は書籍「ニホンリスのメロウ 軽井沢Kazusaの森の物語」とメロウグッズの会販があり、売り上げの一部をニホンリスと軽井沢の自然の保護・育成活動に寄附されます。

    これら講演会の目的と趣旨については、
    https://www.facebook.com/Nakamaru.Kazusa/photos/a.521838047878396.1073741828.520141198048081/1002693976459465/?type=3&theater
    をご覧ください。

  4. 04. 中丸一沙「ニホンリスのメロウ」講演会@図書館夏まつり

    第二回図書館夏祭まつりでの「ニホンリスのメロウ」講演会のお知らせです。

    ◆イベント名:第二回図書館夏まつり
    ◆日時:2015年 8月 1日(土) 13:00 ~ 16:30
    ◆場所:
     中軽井沢図書館2階多目的室<Google MAP
     軽井沢町長倉3037-18 / TEL 0267-41-0850
    ◆プログラム:
    第一部: 13:00 ~ 14:30
     松尾健市オペラコンサート
    第二部: 15:00 ~ 16:30
     中丸一沙講演会「ニホンリスのメロウの住む森のおはなし」
     「ニホンリスのメロウ」のスライドショウつき
    同時開催:午前 10:00 より
     子ども工作コーナー
    ◆主催:図書館友の会

  5. 05. 第34回笠間の陶炎祭 「ニホンリスのメロウ」の講演会とパネル展

    ~「ニホンリスのメロウ™」講演会 i n 笠間陶炎祭~
    きたる4月30日、
    毎年52万人以上の人が訪れるという笠間陶炎祭で、
    「ニホンリスのメロウ™の住む森のおはなし」をさせていただきます。

    ◆前半は世界最古といわれている「ギルガメッシュの叙事詩」を引用して森のお話を進めていきます。後半は求龍堂の編集者の深谷路子氏との対話形式でニホンリスのお話を進めていきます。
    ◆<パネル展>は陶炎祭会期中 4月29日~5月5日はずっと陶芸家小林理恵氏の「蒼い陶」のブースにてご覧いただけます。なお、書籍「ニホンリスのメロウ 軽井沢Kazusaの森の物語」その他、メロウグッズも当ブースにて展示販売されます。

    ■講演会の日時:4月30日 13:00~14:30
    ■場所: 笠間芸術の森公園イベント広場の中央ステージ<MAP>
    http://himatsuri.exblog.jp/23923996/
    小林理恵氏の「蒼い陶」はその透明感溢れる色合いと、個性的な作風で多くのファンに支持されています。
    小林理恵「蒼い陶」
    http://tennokatachi.muse.weblife.me/index.html/

    ★Facebookイベントへの参加表明はこちらから

    ※笠間の陶炎祭 公式WEBサイト
    http://www.himatsuri.net/
    ※笠間の陶炎祭 公式Facebookページ
    https://www.facebook.com/Kasama.himatsuri

    <補足>
    中丸一沙のニホンリスのメロウ™プロジェクトの根底にある考え方
    ニホンリスは森のキーアニマルであり、ニホンリスが増えるとその下位層の野鳥や野ネズミ(アカネズミやヒメネズミ)が増え、それによって天敵のキツネやテンや猛禽類が増え、森の生態系のボトムアップが実現される。そのためには種々の広葉樹に覆われた豊かな森を保護育成していかねばならない。すると今度はニホンリスや野鳥やクマなどの動物が木の実を媒体にして森をつくっていく。ことにニホンリスは貯食という形で直接実を地中に埋めるのでダブル効果で森をつくる。森が元気だと海も豊かになる。広葉樹の神秘的なメカニズムで冷却効果も得られ、人間にとっても大きな恩恵をもたらす。ニホンリスのメロウ™を親善大使とすることでこういった森のいのちの連鎖を広く訴えていく。

  6. 06. 『ニホンリスのメロウ 軽井沢Kazusaの森の物語』刊行記念写真展

    軽井沢観光協会推薦図書
    『ニホンリスのメロウ 軽井沢Kazusaの森の物語』
    刊行記念写真展

    ■日時:2014年9月6日(土)~15日(月)
        10:00 ~ 19:00 
    ■会場:チャーチストリート軽井沢1F
        K×K cafe(ケイケイ カフェ)
    〒389-0103
    長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢601-1(旧軽井沢)
    TEL 0267-41-2501
    ■主催:求龍堂
    ■共催:チャーチストリート軽井沢
    ■動画コーナー併設

    軽井沢の町獣であるニホンリスの写真と、その愛らしい様子や生態について書かれたフォトエッセイが刊行され、このたび軽井沢観光協会推薦図書になりました!
    刊行を記念して、本書掲載のニホンリスの写真や、最近のとっておきの写真を展示した写真展を開催いたします。

    軽井沢在住の著者も、ときどき来店!
    タイミングがあえば、ニホンリスや軽井沢の自然について、お話をさせていただけるかもしれません。
    カフェでのくつろぎのひとときに、可愛いリスの写真で癒されてみませんか?
    「K×K cafe」でお待ちしております!
    ※店内で本の販売もいたします。

    ★トークショーも決定しました。どうぞお出かけください。

    ●Vol.1 チャーチストリート軽井沢 K×K cafe
    9月13日(土)15:30~
    軽井沢観光協会会長 土屋芳春さん他と、著者の中丸一沙で、軽井沢の自然について語り合います。
    https://www.facebook.com/events/327626347418435/

    ●Vol.2 モトテカコーヒー軽井沢
    9月20日(土)17:00~
    スクリーンでスライド画像を見ながら、FM Karuizawa Ready Steady Goでおなじみの星野さんを巻き込んで、ニホンリスのことや森のことをお話しします。
    ★スライドで見ながら、軽井沢の町獣ニホンリスの愛らしい様子や生態についてトーク!
    ★サプライズなゲスト【ジャズボーカリスト&ピアニスト】も応援に駆けつけてくださる予定です!
    https://www.facebook.com/events/682620581819645/

  7. 07. 「ニホンリスのメロウ 軽井沢Kazusaの森の物語」の紹介

    8月25日に求龍堂から発売されるフォトエッセイ、
    「ニホンリスのメロウ 軽井沢Kazusaの森の物語」では、
    この軽井沢に移住して約2年、毎日欠かさずにKazusaの森にやってきてくれる
    ニホンリスの定点観測で知り得た彼らの生態と習性を、
    とっておきの写真と書き下ろしのエッセイによって分かりやすく紹介しています。
    昨年の春にこの森で生まれたメロウという雌リスが主人公の物語になっていますが、
    ほかにもいろいろな情報も詰め込まれています。
    ニホンリスは、軽井沢の町獣にも指定されていますが、
    貴重な日本の在来種、それも固有種です。
    本書では、巻末にこのニホンリスの歴史を紹介するとともに、
    外来種の問題なども取り上げて、
    ニホンリスという在来種を守っていくことにどういった意義があるかも訴えています。

  8. 08. Kazusaの森のリスに出会えて

    我がKazusaの森のリスたちと出会ったのは、昨年の初冬のこと。
    そう、あれは、引っ越し騒動も一段落して、森の樹木が色づいた葉をすべてふるい落として裸木になった頃だった。

    ふっと窓ガラス越しにバルコニーを見やると、なんと、その真中に植わっている大きなクリの木の根元で、野鳥の落としていったヒマワリの種を1匹の小さなリスがカリカリっとかじっているではないか。いやはや、あのときのあの感動はいまでも忘れられない。

    何いってんだか、たかがリス1匹に……と、笑われるかもしれない。でも考えてもみてほしい。リスなんて、動物園にでもいかない限り、東京では目にすることなんてできないのだから。

    小さな身体にふわふわっとした大きな尻尾。ピンと立った、あの毛糸の三角帽子みたいな耳。黒いアーモンド型のつぶらな瞳。何をとってみてもすべてが愛らしくて、しばらく窓の内側から、なぜだか息をするのも忘れてその姿に見入ってしまった。
    敷地内に植わっているクリの木はどれも、根元に空っぽになったイガがいくつも転がっていたけれど、あれって、リスたちがクリの木の上で食事会をした痕跡だったのだ、とそのときにはじめて気がついた。だからこうして、このクリの木にやってきてくれたのだ。

    でももうクリの実は残っていない。
    そう思うといてもたってもいられなくなって、早速、クルミを買ってきてバルコニーのクリの木の根元に、数個置いてみた。
    そしたら、きた、きた。翌日も翌々日も、2匹のリスが入れ替わり立ち替わり、姿を現してくれたのだ。
    そんなリスの様子を毎朝、眉をハの字にさせて眺めながら、ふっと思った。
    このまま、リスにクルミを与えていいものだろうか……、と。
    野鳥への給餌も併せて、随分、それも真剣に、悩んだ。

    そういえば、「餌付け」と「給餌」とは違う、というようなことをどこかで誰かがいっていたような……。そこで、ちょっと調べてみた。
    日本野鳥の会などの自然保護団体の定義によると、「餌付け」は、野生動物を愛でたり馴らしたりするためにエサを与えることであり、「給餌」は、ハクチョウやタンチョウなどへの冬季給餌に代表されるように、冬など食料の少ない期間に限って、野生動物の生存を助けるためにエサを与えること、だそうな。

    多くの団体では、前者の「餌付け」は、人間の勝手で、自然の理や動物の身体の仕組みなどを理解せずに実施されることが多いために、生態系が破壊されることを懸念している、とも書かれている。また、いずれの場合も、行うならば、責任をもって、その動物の生息場所としてふさわしい環境づくりをする必要があるとのこと。

    たしかに、野生の動物たちは厳しい自然の中を生き抜いてこそ、その強いDNAを残していくことができる。
    でも……、軽井沢の冬の寒さは半端ではない。氷点下十数度は当たり前。雪が降ると、食料になるものなどどこにも見当たらなくなる。
    餌付けをしようとは思わないが、せめて、木の芽や木の実がなくなってしまう期間だけでも、給餌はしてやりたい。

    でもちょっと待てよ……。「ふさわしい環境づくり」、とな……。

    我がKazusaの森のリスたちは、これまでもずっとこのクリの実を食べにきていたわけだから、ここは彼らの生息地として十分にふさわしい環境であるということだ。クリの木だけでなく、コナラなども植わっているだろうし、それらの実の代わりにクルミが置いてあってもいいのではないか。もっとオニグルミやミズナラなどを植えてもいいし……。

    それに、である。
    軽井沢のこのリスたちは在来種のニホンリスだが、そのニホンリスそのものが、すでに生態系が破壊されていて個体数が激減しているという。九州や中国地方の一部では絶滅種に指定されているとか。原因は、開発による森林伐採や外来種のタイワンリスの「持ち込み→逃亡→個体数激増」によって生息地を奪われたため、というのだから、放っておけないではないか。人間が原因で壊れた環境は人間の手で元に戻さなくてはならない。

    以上の理由(というか、こじつけ、というか、正当化、というか……)により、そのまま給餌を続行するに至ったわけであるが、どう頑張ってみても、リスは勿論、野鳥たちまでもが、なつくどころか、近寄ってこようともしない。窓の内側から眺めているだけなのに、カーテンが動いたり、カーテン越しに影が見えたり、と、少しでも気配を感じると、サーッと逃げていってしまう。

    ――何もそんなに慌てて逃げなくても……。

    それこそ脱兎ならぬ脱栗鼠のごとくに、大慌てで逃げていく彼らの後ろ姿を見ながら、わたしはいつもガックリと肩を落とす。が、これが野生動物と人間との住み分け、ということなのだろう。
    それに、ここは観光地でもなければ、公園でもない。人間が極端に少ない森の中なのだ。こんなところで餌付けなどできはしない。

    昔、関東圏内のベッドタウンで、ニホンリスの森づくりが行われたことがあるとか。その話を聞き及んだわたしは、早速、本を取り寄せて読んでみて、驚いた。

    ニホンリスは音に非常に敏感で、大きな音がすると気絶する子もいるという。性格も非常に臆病で怖がりだ。そのニホンリスを富士山麓の樹海から何匹か捕獲してきて、「リスの森」の「開催日」とやらに公園に放すのだが、その際にパレードなるものを行ったりコンサートなどを行ったりして大騒ぎをしているのだ。それも、ケージからリスを公園に放すときに、大観衆がいっせいに「ワアー」っと大歓声を上げている。驚いたリスたちは、一目散に公園の樹林の中に逃げ込んでいったらしいが、大きな音にびっくりしてどこかにぶつかったのだろう。1匹のリスが鼻血を出して死んでいる。

    やがていろいろなマスコミに取り上げられて知名度もアップし、全国から視察団を迎えたり写真展を行ったりと、かなり派手に活動をしている。その結果、わざわざ遠方から、ペットとして飼っていたリスを放しにくる人が出てきたりして、ニホンリスの中に、ペット用のシマリスがまざりはじめ、生態系が壊れはじめる。ペット用のリスは、野生のリスほど敏捷ではないので、猫にねらわれやすく、いつの間にかリスの森に野良猫が溢れて、ニホンリスまでがその犠牲になっていく。もっとひどいことには、密猟者までが現れるという始末。

    その後、リスの姿が少しずつ消えていき、最後には、「開発」によってその公園からリスが1匹残らず消えてしまったそうだ。

    野生動物との共存共生は、静かにそっと、お互いがそこにいることが当たり前のように、行っていくものではないのだろうか。

    ま、よそさまのことはさておき、我がKazusaの森のリスたちは、永遠に手が届かないところにいる妖精たちだ。
    どんなにラブコールを送っても、彼らに届くことはない。いつまで経っても、わたしと彼らの距離は縮まらない。遠くからそっと見守るだけしかできない……。
    それでいい。
    いや、そうでなくてはならない。
    彼がらいつまでもこの森で元気に逞しく生きてくれさえすれば。
    ずっと、ずーっと愛しているから。


© 2013-2017 Kazusa Nakamaru

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